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2022.09.02

商品企画の裏側を包み隠さずお話しします    ~包装紙 リフレフルーツ編~

フルーツ柄は包装紙の中でも長年ご愛用頂くお客様が多く、人気があるデザインです。フレッシュな果物そのものを包むのはもちろん、ゼリーやケーキ・ジャムなど、フルーツを使った商品を包むのにも最適で、ギフトラッピングでは欠かせない存在です。

今回はそんなフルーツ柄のなかでも一番最近発売された「リフレフルーツ」について包み隠さずお話します。

 

開発のきっかけ

パックマートバイベルベでは数多くのフルーツ柄包装紙が発売されていますが、近年は新作を発表していなかったため、少しラインナップにレトロ感を感じるようになってきました。安心できる定番として長く使っていただけている証ですが、柔らかいタッチのフルーツ柄がほしいというお客様のご要望をきっかけに新柄の開発がスタートしました。

 

商品へのこだわり

リフレフルーツのデザインは、社内デザイナーによって水彩色鉛筆で描かれた原画が基になっています。優しく淡い色合いを心がけ、フルーツのみずみずしさを伝えるように考えながらデザイナーが描きました。

そのこだわりのひとつが「色のバランス」です。様々な色の果物が並ぶのはカラフルで賑やかではあるのですが、個々の色をそのまま描くとそれぞれが主張して一体感が損なわれてしまい、コンセプトである「爽やかさ」「瑞々しさ」から離れてしまいます。そこで、りんごなら赤、バナナなら黄色、と単調に描くのではなく、りんごの影の部分に青みを入れたり、明るい部分に黄色を差してみたり。バナナの黄色の中にも緑や赤を加えたり。写実感とイラストの柔らかさの良い面が発揮され、それぞれが調和し合う色合いで表現することにこだわりました。

 

 

背景の色味は、クリームベージュを採用。黄色っぽさを維持しつつ、黄色くなりすぎない、という淡さと黄色の色味を取り持つ絶妙な色合いを試行錯誤して探りました。

 

そんな風に色味にこだわって作り上げたリフレフルーツですが、実際の印刷時にすべてのフルーツを思った通りの色で表現するのはとても困難です。出来る限りそれぞれの色がきれいに表現されるように個々の色味を調整し、最終的には全体の雰囲気に大きく影響する背景のクリームベージュがきれいに表現されるように調整しました。

▲実際の包装紙(右)と原画(左)。淡さの調整が加えられています。

▲原画の数々

 

 

おすすめの利用シーン

●フルーツゼリーなどのギフトに

果物そのもののギフトにはもちろん、果物を使った商品全般におすすめです。瑞々しさをコンセプトにしたデザインなので、ジャム・コンポート・ジュースなどとも相性抜群です。

 

●快気祝いなどに

爽やかな印象のデザインは、お祝い事にもおすすめです。様々な色味が使われているのでどんなリボンとも相性が良く、リボンの色を変えて季節感を演出したりすることもできる凡庸性の高いデザインです。

 

フルーツ柄というと果物関連のギフトに使うことに限定しがちですが、食器・キッチン雑貨など、食品関係とは相性がよく、性別・年代を問わずに使えるという点でもかなりオールマイティな使い方が出来る柄となっています。

 

社内デザイナーこだわりの商品、果物屋さん以外にも洋菓子屋さん、ギフトショップなど是非一度手に取っていただきたい商品です。

包装紙 リフレフルーツの詳細はこちらから