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2019.09.19 Sep

ハンドメイド作家必見!ポートフォリオの作り方

クリエイティブ業界では“作品集”である「ポートフォリオ」。自分が作った自慢の作品を企業などに見てもらうための重要なツールです。ハンドメイド作家さんはもちろん、デザイナーやイラストレーター、メイクアップアーティストやスタイリストなど、クリエイターならきっと一度は作るはず。とはいえ、ポートフォリオ作りって簡単そうで意外と難しい……なんて方も多いのではないでしょうか?
“専用のアプリケーションが必要?”“センスが無いと作れない?”実はそんなことはなく、誰にでも綺麗に作ることができるんです。「あんまりデザイン的なことは得意ではない」という方も「ポートフォリオがいまいちまとまらない…」なんて方も、この記事を読めば悩みが解決できるはず。ポートフォリオの基本から、ワンランク上のポートフォリオ作りまでをご紹介します!

 

 

1:どんなアプリケーションが必要?

 

最も定番なのは、グラフィックデザインソフトウェアの「Illustrator」。既にお持ちの方もいるのではないでしょうか。しかし、手軽なソフトとは言えないのでなかなか手を出すのは難しい…という方もいるはず。そんな方にはプレゼンテーションソフトの「PowerPoint」がおすすめです。PowerPointは使いこなせばIllustrator並の力量を発揮します。もちろん、Illustratorが使える方はそちらをご活用ください!

 

 

 

2:作品を用意する

ポートフォリオに入れたい作品を用意しましょう。立体物(ハンドメイド作品や人物など)は、写真を撮ります。撮影する場合、どういったレイアウトにも対応できるよう、縦・横様々な角度から撮っておくと、あとから調整が行いやすくなります。

 

 

 

3:作品画像を配置+説明文の追加

ポートフォリオを作る上で一番難しいのがレイアウトです。ページに対して入れる作品は業界ごとに異なります。

 

 

 

▼1~3作品ごとに1ページ

 

 

▼1作品ごとに4~8ページ

 

 

 

入れる作品が決まれば、写真を配置し作品情報を書いていきます。作品情報として必要なのは主に下記の情報。

 

【基本情報】
・作品名
・作品の写真やスクリーンショット
・クライアント情報
・制作年月日
・制作所要時間
・コンセプトやポイント
【広告・編集・イラストなら】
・使用したソフトウェア
【Web・UI/UX・映像なら】
・サイト名(URL)
・制作規模
・担当した作業範囲
・制作環境、使用言語
・成果
・課題とそれに対する対応
【ヘアメイク・スタイリスト・ネイリストなら】
・発表媒体
【プロダクト・ハンドメイドなら】
・使用素材
…etc

上記の情報は、使用用途やシーンに合わせて適宜調整するのも◎。
また、一番の自信作は思い切ってページの使い方をすると、ポートフォリオにメリハリがつきます。

 

 

【やりがちな例】

写真+説明文を互い違いにしたり、一見オシャレにも見えるアレンジは、かえって見づらくなってしまうことも。左右いずれかに統一し、読みやすいポートフォリオを作りましょう。

 

 

 

4:まとめ方、ファイリング方法を決める

ファイリング一つにしても、クリアファイルに綴じていったり、製本してみたり、種類は様々。作品や自分に合った方法をみつけてみましょう。

 

 

◎パターン1:クリアファイル〈難易度★☆☆〉

 

一番手軽なクリアファイルも、自分らしくもうひと手間。たとえば、好きな色のファイルや、主に使っている色と合わせたり、透明なクリアファイルにして中表紙をカラフルにしたり。素材一つでも印象が大きく変わります。

 

 

 

◎パターン2:リング綴じ製本〈難易度★☆☆〉

 

たくさん作品がある方は、継ぎ足していけるリングタイプがおすすめ。

 

 

ほかにも……

◎中綴じ製本〈難易度★★☆〉
自分で作れる!という方は、製本までしちゃうという手も。なかでも中綴じは、ホチキスでとめるだけなので簡単ですよ♪

 

◎糸綴じ製本〈難易度★★★〉
一気にやわらかさや有機的な印象を与える糸綴じ製本。紙をとめる糸がアクセントになって作り手のこだわりが伝わります。

 

 

 

 

5:ここで差をつける! ワンランク上のテクニック

◎文字詰め・行間にこだわれ!

 

せっかく綺麗にレイアウトしても、ただ文字や写真を入れっぱなしではどこかあと一歩な印象になってしまうことも。文字や行間を調整することで、より見やすい文章になります。

 

 

 

◎写真にこだわれ!

 

せっかく作った作品なら、写真も綺麗に撮りたいですよね。写真が一番綺麗に撮れるのは“自然光”。なるべく昼間に部屋の電気を消して、窓からの自然光のみで撮るのが◎。また、もしお持ちであれば一眼レフで撮影すると、より印象に残る写真に。

 

 

 

◎余白感にこだわれ!

 

レイアウトを綺麗に見せる上で最も重要とも言えるのは「余白」。「白い部分があるのは不安…」という方も多いと思いますが、余白をモノにすれば、作品がより際立つポートフォリオに!

 

 

 

◎紙にこだわれ!

 

さらにこだわりたいなら、紙にも個性を。例えば、「綺麗に印刷したい!」という時は、鮮やかかつにじみの少ないスーパーファイン紙、質感にこだわるなら光沢紙やパールの入ったものなど、自分の作品に合わせて選んでみましょう。実際に店舗で確かめるのも◎。

 

 

 

まとめ:「ひと手間」加えて納得のいく仕上がりに!

いかがでしたか? 丹精込めて作った作品なら、まとめるのも綺麗にしたいですよね。実は難しいことは多くなく、シンプルな方が見やすいデザインになることも。ぜひこちらを参考にポートフォリオの作成に挑戦してみてください!