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2019.07.10

【社員インタビュー】機械を動かす精密さと物を動かす体力 ”紙袋職人”篠㟢のこだわり

 

篠嵜正彦 (しのざきまさひこ)製造部 入社4年目

(記事内情報は2019年5月現在のものです)

 

東京・村山市のベルベ自社工場で紙袋の製造機械を動かすオペレーター。

“紙袋職人”篠嵜さんにお話を伺いました。

 

 

―具体的なお仕事内容を教えてください!

 

(篠嵜)紙袋を作る機械を動かしています。

一つの機械で様々なサイズの紙袋が作れるのでサイズを変えたり、版をセットしたり。中でも大きいサイズの袋を製造する機械を担当しています。もし途中で紙やインクの詰まりがあったら原因を探して解消したりします。

 

(インタビュー中に稼働していた別の機械を撮らせてもらいました)

 

 

―大きいー!!!出来上がるのはお馴染みの紙袋サイズですが、こんな大きな機械で作られているんですね。

このサイズですから、何人かで担当されるんですか?

 

(篠嵜)いえ、大体一人で作業します。紙のロールをセットしたりも一人ですね。

 

―ええー!結構な大きさですよ!

▲紙袋になる前のロール状態の紙。その重さは約650kg!!

 

(篠嵜)板を挟んだりすると結構動かせるんですよ。

 

 

―いやぁ~・・・機械を動かす精密さと、体力が必要なお仕事ですね・・・お疲れ様です!

 

 

―そんな篠嵜さんがお仕事上心がけているのが「ロスを少なくすること」とのことで。

(篠嵜)商品を作る上でロスが多くて良いことは何もないですからね。先日も結構な数が出来ていたところでインクの汚れを発見し、ロスになってしまい…。本当にちょっとした汚れではありますが商品にはならなくなってしまうので。

他はきれいに出来ているのになぁ…とがっくりしますが、お客様に綺麗な商品をお届けするためにも、しっかりとした品質を維持した上でロスを少なくする事を心がけています。

 

 

―思い入れがある製造エピソードが「文字をたてのりで合わせる商品」とのことですが、これはどういうことでしょう?

 

(篠嵜)貼り合わせの部分に文字やデザインが入っていると、ズレがどうしても目立ってしまうので、そこがぴったりと合うと気持ちいいです。

そんなデザインが来ると「合わせるぞー!」と版やサイズの微調整に気合が入ります。

 

 

―この紙袋がつながる部分のことを「たてのり」っていうんですか。何気なく見ていた部分ですが、実は職人技が生きた製造チームの匠の技があってこそだったんですね。

今後は柄物の紙袋を手に取るたびに注目してしまいそうです!

 

 

 

-では最後に、篠嵜さんのおすすめベルベ商品について教えてください!

 

(篠嵜)主に触れる機会が多いのは工場で生産されている自動製袋の商品ですが、その中でもシンプルなものが好きで。

自社工場ではお客様のオリジナル品も生産するのでカッコいいなと思った商品も印象に残っていたりしますが、既製品ではカラー無地紙袋の「カカオ」シリーズが好きです。

様々なサイズ展開があるので、シリーズでご利用いただけると思います。

 

 

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